レポート〜ハムスターを保護しました〜

先日、川崎市にお住まいのお一人暮らしのご主人が亡くなられ、そのお宅で飼われていたハムスターを保護しました。

人が亡くなったあと、その生活の中にいた動物たちは「取り残される存在」になります。
今回保護したハムスターも、突然飼い主を失い、慣れ親しんだ環境を離れることになりました。

最初は落ち着かない様子で、ケージの中をそわそわと動き回っていました。
不安と戸惑いの中にいるように見え、胸が締めつけられる思いでした。

しかし、数日が経つにつれて少しずつ環境に慣れ、今ではごはんを食べる姿や、小さな体で動き回る姿を見せてくれるようになりました。
その姿はとても愛らしく、同時に「この命がここにいてくれて本当によかった」と強く感じます。

今回の出来事を通して改めて考えさせられたのは、孤独死や突然の入院・施設入所などによって、ペットが行き場を失う現実です。
犬や猫だけでなく、ハムスターや小鳥、爬虫類といった小さな動物たちも同じ問題に直面しています。

誰にも気づかれなければ、食事も水も与えられず、命を落としてしまうケースもあります。
それは決して特別な話ではなく、今の社会の中で実際に起きている現実です。

高齢化が進み、単身世帯が増える今、
「人の終活」と同じように「ペットの行き先」を考えておくことの大切さを強く感じます。

もしもの時、この子はどうなるのか。
誰に託すのか。
どこに相談すればいいのか。

そうした備えがあるだけで、守れる命があります。

はるうららでは、こうした事情で行き場を失った動物たちにも目を向け、できる範囲で保護や支援を行っています。
今回のハムスターも、安心できる環境の中で過ごしながら、新しいご縁につながるよう見守っていきます。

命の重さに大小はありません。
小さなハムスターとの出会いは、私たちに「残される命」について改めて考えるきっかけを与えてくれました。

この現実を知り、一人でも多くの方が「もしもの時」を考えるきっかけになればと願っています。